こんにちは。志賀高原のHouse IPA Cask Finishedを飲みました。名作House IPAのカスクフィニッシュバージョンです。House IPAは完成度が高く、これをカスクフィニッシュしたところで苦みが減ってバランスが崩れるのでは?と思っている自分がいます。
飲んだ日付:2025年10月5日
概要
生産地:長野県 下高井郡
値段(税込):877円
味による区分:ニガニガ柑橘IPA
スタイル:バレルエイジドダブルIPA
アルコール度数:8.0%
使用ホップ:不明
※「味による区分」についてはこちらを参照
公式コメント
House IPA Cask Finished / French Oak Puncheon、ボトル限定で発売です!
House IPA を、フレンチオークの500Lの新樽/大樽で約3ヶ月熟成してフィニッシュした特別版。
2本並んだ写真では、右が今回発売のもの。
左のが通常の House IPA なのですが、一目見てはっきりわかるくらいに濃いめの色合いに、
味わいにも、甘やかな厚みを感じます。
ちょっとバニラな印象も感じるオークの香り。
スペック的には通常の House IPA と全く同じなのですが、この違いが面白い。
(ちなみに、樽を空けてからすぐに次のやつも入れてますので、そちらも楽しみです。)
先行開栓した、先日の PROGRESS さんのイベントでも大好評で、即打ち抜かれちゃいました。
2樽分、限定 1963本です。
通常盤との飲み比べも含めて、この機会に是非!
どうぞよろしくお願いします。
僕のレビュー
香り:バニラ、柑橘、麦芽糖
ボディ:ミディアム+
味:入りは柔らかなバニラと甘みから、急に苦くなる。苦さはヨモギ系草と柑橘。麦味は入りのバニラにやられちゃってるな。
総評
味変としてはありかなと思いました。カスクフィニッシュの影響で入りにバニラがありますが、後から来る柑橘を伴った草の苦みはHouse IPAはそのものです。本家の特徴であった麦の味わいはバニラの風味にマスクされてしまってますが、そこは好みの範疇になるでしょう。
ノーマルで十分だなというのが正直な感想になります。普通のHouse IPAの完成度が高すぎますね。コンテンツは増えてますし、ボディも厚くなっているので総合力は高くなっているとは思うのですが、僕はシンプルな苦いIPAが好きなんですよね。炊き込みご飯にふりかけをかけた印象を受けます。
※追記
常温になるまでほっといたら麦が出てきて、House IPAのパワーアップバージョンになりました。飲む際はゆっくりと飲むことをオススメします。
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