こんにちは。trilliumのSummer Streetを飲みました。trilliumもすっかり定着して半年に一回くるようになりましたね。今回の争奪戦はそこまで過酷では無く、発売日であれば容易に確保できるものでした。輸入量が増えたのか、それとも…
飲んだ日付：2023年8月30日
概要
産地：アメリカ マサチューセッツ州
値段（税込）：1,925円
味による区分：すっきりフルーティーIPA
スタイル：ヘイジーIPA
アルコール度数：7.2%
使用ホップ：Simcoe [Dry Hopped], Columbus [Kettle]
※「味による区分」についてはこちらを参照
公式コメント
Trilliumのメインブリュワリーがあるボストン市内の歴史のある通りから名前をもらう「ストリートシリーズ」。
このシリーズのビールは基本的にすべて同じモルト群とビタリングホップを使いベースの味わいを構築。
仕上げのドライホッピング段階で異なるホップを使うことでそのホップの香りや味わいにスポットライトを当てています。
このSummer Street IPAはドライホッピングにみんな大好きSimcoeを使用。
グレープフルーツの皮、スパイシーな松、レモン味の飴玉、そして白ブドウを思わせる味わいです。
口に含むとまず柑橘果汁のような強烈なジューシーさ、そしてその後に丁寧に構築された松脂のような苦味。
ドライで張りがありミディアムボディなため、New England IPAとWest Coast IPAの良いとこ取りのような印象を受けます。
僕のレビュー
香り：レモンとグレフルの中間、白ブドウもいる。
味：レモンタルトの酸味と甘みを感じるが、果肉入りのジュースのようなジューシーさも同居している。その後白ブドウやライムを彷彿させる渋みが来てドライに終わる。ボディはミディアム。
総評
かなりあっさりとしたヘイジーIPAでした。同系統との差別化点はレモンタルトのような風味とジューシーな柑橘感の共存でしょうか。片っぽがいることがあっても両立しているものは初めてでした。少し味が渋滞している感じもありますが、それもまた個性と言えるでしょう。後味にいる渋みも飲みやすさに貢献しており、ヘイジーというよりは現代のウエストコーストIPAに近いと言えるでしょう。
別の「ストリートシリーズ」も買って飲み比べてみたらもっと理解が深まったと思うのですが、当時は予算が無く1本しか買えませんでした。もっとお金があったらなぁ～
コメント