こんにちは。BALE BREAKERとCloudburstのコラボビールであるCitra Slicker Wet Hop IPAを飲みました。Cloudburstのビールは日本には正規輸入はされておらず未知数ですが、BALE BREAKERはホップ農家が経営しているブルワリーで植物IPA大好きマンたちから評価されています。かくいう私も植物IPA大好きマンなので、BALE BREAKERさんのビールは大好物でございます。通年品ですと「Bottomcutter IPA」がオススメです。ゴリゴリの松を堪能できます。
概要
生産地:アメリカ ワシントン州
値段(税込):1,078円
スタイル:IPA
味による区分:すっきり植物IPA
アルコール度数:6.2%
使用ホップ:Mosaic, Citra, Loral, Citra wet hops
※「味による区分」についてはこちらを参照
公式コメント
Each hop harvest, the big city brewers from Cloudburst Brewing make the trek from downtown Seattle over the Cascades to team up with the farm brewers from Bale Breaker to brew Citra® Slicker Wet Hop IPA, a fresh hop beer that was first brewed in 2014 with then-owner of Elysian Brewing, Dick Cantwell. While it takes the Cloudburst team over two hours to get to Bale Breaker, the hundreds of pounds of wet Citra® hops picked fresh from the fields travel just four minutes from farm to kettle. Heavily dry-hopped, while light in color and body, this beer is all about these fresh, farm-grown hops!
機械翻訳+手動での修正
ホップの収穫のたびに、クラウドバースト・ブルーイングの大都会のブルワーたちは、シアトルのダウンタウンからカスケード山脈を越えて、ベールブレイカーの農場のブルワーたちとチームを組み、2014年にエリジアン・ブリューイングの当時のオーナー、ディック・キャントウェルと初めて醸造したフレッシュホップビール、シトラ®スリッカーウェット・ホップIPAを醸造します。CloudburstチームはBale Breakerまで2時間以上かかりますが、畑から摘み取ったばかりの何百ポンドものウェットCitra®ホップは、農場からケトルまでわずか4分で移動します。重厚なドライホップでありながら、色もボディも軽やかなこのビールは、この農場産の新鮮なホップしか使用されていません!
僕のレビュー
香り:パイン、松、
味:フレッシュな味わいがあるのに雑味はない、入りは松、間にグレフル、最後に干し草。フレッシュホップの到達点ともいえる珠玉の一本。
総評
真っ先に出てきた感想が「ずるい」でした。美味しいではなくずるい。この味わいは新鮮で上質なホップを大量に使用しないと出てこない味わいです。フレッシュホップIPAというのはフレッシュさの代償として、草のえぐみのような雑味が付いてきます。
しかしこのIPAは雑味がないのにフレッシュという常識破りなことをしてきました。個性的では無くフレッシュホップIPAらしい要素しかないのですが、フレッシュホップIPAの中で一番美味しいと断言できます。雑味がないことがフレッシュホップIPAのラストピースだとは思ってもみませんでした。色々フレッシュホップIPA飲んでも全部雑味があるし、理論上出来ないと思ってたんだもん…
2つ名は「ホップ農家の最終兵器」とさせていただきます。日本にも収獲後24時間以内に醸造したIPAはありますが、4分というタイムは圧倒的でしょう。その時間の差が味わいにも出ています。この味わいは大規模なホップ農家かつブルワリーであるBALE BREAKERさんにしか出来ない代物だと思います。
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