こんにちは。TEST x Hudson Valley x Root+BranchのContinuum of Infinitesを飲みました。ニューヨークオールスターと言ってもいい3社のコラボヘイジーです。公式コメントを見る限りハチミツが使われていそうですが、輸入元のラベルの原材料にはハチミツとは書いていませんでした。この文章は飲む前に書いているので真相は分からないですが、飲んだら分かるでしょう。
飲んだ日付:2024年10月20日
概要
生産地:アメリカ ニューヨーク州
値段(税込):2,930円
味による区分:すっきりフルーティーIPA
スタイル:ヘイジートリプルIPA
アルコール度数:10%
使用ホップ:Freestyle Nelson, NZ Cascade and Kohia Nelson SubZero Hop Kief
※「味による区分」についてはこちらを参照
公式コメント
On TEST’s Instagram Announcement
“Continuum of Infinities releases at 5pm, Thurs 10/10, during a special preview of our new tasting room at 302 MetropolitanAve. Draft pours will be available all weekend long.”
このビールは今⽇(⽶国10⽉10⽇)ブルワリーで発売されました!そしてもちろん瞬殺でした。
⽇本でもブルワリーとほぼ同時に発売されます!TESTのInstagramの発表で「Continuum of Infinitiesは、⽊曜⽇10⽉10⽇午後5時に、メトロポリタンアベニュー302にある新しいテイスティングルームの特別プレビュー中に発売されます。ドラフトは週末中ご利⽤いただけます」
@hudsonvalleybreweryおよび@rootandbranchbrewingとの三社コラボレーションで「作品」フリースタイルネルソン、NZカスケード、オレンジブロッサム、ワイルドフラワーハニー、コヒアネルソンホップキーフを⼤⻨、⼩⻨、オート⻨に使⽤。
今回のコラボ2社の強みを合わせて、世界クラスのホップの巧みな表現とインテリジェントな植物の配置を組み合わせたホップビールを作り上げることに着⼿しました。私たちは、Kohia Nelson SubZero Hop Kief(@freestylehops の皆さんが開店祝いに送ってくれた贈り物)の瓶を何本か保管していました。この瓶を私たちの親友とのコラボレーションに活⽤できるなんて、信じられないほど素晴らしい機会でした。
その結果、トロピカルフルーツ、ネルソンディーゼル、柑橘類の花の刺激的な⾊合いと、テクスチャーのあるハニー⾵味の味わいが特徴の、⾼⾳のラモスフィズのようなビールが誕⽣しました。
僕のレビュー
香り:白ブドウ、ライチ、花の香り、柑橘
ボディ:ミディアム
味:白ブドウから始まる物語、後味に皮ごとオレンジとほんの少しのハチミツ。最後は優しい苦みでお口をリセット。アルコール度数の割に入りから最後まで奇麗で驚く。アルコールの刺激なし、雑味なし、嫌な後味なし。ふつくしい。
総評
引き算の美学を感じるヘイジーIPAでした。味の要素はネルソンの白ブドウが中心でサブに柑橘がいるシンプルな構成なのですが、ノイズを感じないのが個性となります。雑味がない、アルコールの刺激がない等のノイズが1つだけいないもの多々ありますが、このIPAはノイズとなるものが全ていません。
美味しいではなく美しいIPAというのが総評になります。飲んでいて全く違和感が無くスルスル入っていきます。それゆえ、ヘイジートリプルに望む濃厚な味わいが無くなってしまってますが引き算を行った結果なので仕方ないでしょう。評価がsublime!にならなかった理由も濃さが無いことに起因しますが、かなり贅沢な注文ですね。無理だと分かっていても約3,000円という価格なので、全てを兼ね備えているパーフェクトなものを望んでしまいます。
冒頭に言っていたハチミツの件ですが、少しニュアンスを感じたのでいると言っていいでしょう。意識しないと感じない程度ですが、ノイズの削減に貢献しているので入れた意味はあったと思います。
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