こんにちは。HORSEHEAD LABSの馬頭 恒河沙を飲みました。前回の不可思議はTDHトリプルIPAという珍しいスタイルでした。今回の恒河沙もDDHオーツウィートクリームヘイジーIPAというあまり見ないスタイルです。ヘイジーIPAによくある手法全部乗せといった印象ですが、仕上がりはどのようになったのでしょうか。
飲んだ日付:2023年6月8日
概要
生産地:静岡県静岡市
値段(税込):913円
味による区分:すっきりフルーティーIPA
スタイル:DDHオーツウィートクリームヘイジーIPA
アルコール度数:6.5%
使用ホップ:不明
※「味による区分」についてはこちらを参照
公式コメント
『「商業ベースなんてつまらない」と 醸造長が手間と採算度外視でただ作りたいモノをつくる』がコンセプトの奇奇怪怪な馬頭ブランドの第三弾。
恒河沙は10の52乗を意味する。
世界には感嘆すべき「NEW ENGLAND IPA」が数多ある。しかし特徴的な甘味ゆえに、食中酒としての立場は弱いと見える。
今度の作品は、豊潤なアロマを持ちながらも、料理と引き立てあうような其れ追い求めた。
甘み重視の「NEW ENGLAND IPA」とは一線を画す。オーツ麦・小麦から生み出される滑らかさの中に、確かでありながら、すっきりとした苦みが存在し、多様な料理と新しいハーモニーを生み出す。
ラベルデザインは、傷ついた翼で闇夜に飛び立とうとするクロウタドリの姿。沈んだ瞳で真理を見つめる。
僕のレビュー
香り:桃にオレンジ
味:すっきり桃の天然水にほんの少しの苦み。オーツと小麦も多くなく滑らかな口当たりに貢献してる。後味はドライに切れる。温くなるとグレフルみたいのも出てきた。
総評
あっさりしてるのに口当たりは滑らかな不思議なIPAでした。オーツクリーム系のヘイジーてこてこてのどっしり系であることが多いのですが、そんなことはなくあっさり系の味わいです。かと言って「これは実質クリアなIPAですか?」という質問には「No!」と即答できます。オーツクリーム系でのあっさりヘイジーという新境地を見せてもらいました。馬頭シリーズのコンセプト通り試験的で面白い一本だと思います。
コメント