こんにちは。この記事では本ブログのメインコンテンツとなるIPAレビューのタグについて解説します。タグにはスタイルではなく味の傾向で付けています。加えて、美味しかったものにはそれを示すタグを付けています。
味の傾向
味の傾向を示すタグは下記の通りです。特殊なスタイルのIPA(ブラックIPA、フルーツIPAなど)は分類できないのでスタイルの名前を付けておきます。
- ニガニガ植物IPA
- ニガニガムギムギIPA
- ニガニガ柑橘IPA
- 甘々フルーティーIPA
- すっきりフルーティーIPA
- すっきり植物IPA
ニガニガ植物IPA
苦いIPAの中でも、植物の要素が特徴的なIPA。植物は松、ヨモギといった感じの渋みも感じるタイプ。昔のウエストコーストIPAに該当することが多い。私が一番好きなIPA群であるが故に、納得できるものに中々出会えないのが最近の悩み。
ニガニガムギムギIPA
苦いIPAの中でも、麦の甘さがメインのIPA。ダブルIPA、トリプルIPA等のハイアルコールなIPA、ノースウエストIPA、ブリティッシュIPAが該当することが多い。麦の甘さがメインだが、IPAなので柑橘や植物の要素もある。
ニガニガ柑橘IPA
苦いIPAの中でも、柑橘の要素がメインのIPA。柑橘はほとんどグレープフルーツであるので、実質グレフル味のIPA。グレフルな要素はノーマルだったり、ピンクだったりする。新旧両方のウエストコーストIPAやヘイジーIPAのごく一部が分類されてしまう厄介なIPA群。このような区分になった原因その1。
甘々フルーティーIPA
苦みが控えめで、果物の甘さがメインのIPA。ヘイジーIPAのみに該当する。果物はマンゴーのようなトロピカルフルーツまたは完熟オレンジが主体である。初心者やあまりビールを飲まない人が好む味わいで、「ビールじゃないみたい~」と言われることが多いIPA群。このIPA群はオーツの使い方がキモになると思ってるがまだ言語化出来ない。
すっきりフルーティーIPA
苦みは控えめで、フルーティーな要素はあるがくどくないIPA。近代のウエストコーストIPAやヘイジーIPAが該当する。果物はパイン、桃、イチゴ、メロンなど多種多様である。濁っているいないに関わらず似たような味わいになっているので厄介この上ない。このような区分になった原因その2。
すっきり植物IPA
苦さは控えめで、植物の要素がメインのIPA。植物はえぐみがなく葉物野菜や干し草のような感じ。フレッシュホップIPAのほとんどが該当する。これまた私が好きなスタイルだが、ホップの収穫時期にしか出てこないのが難点。海外のは少し遅れて入ってくるので半年ぐらいは楽しめる。
味の評価
美味しいIPAには「good!」と「sublime!」というタグを付けることにしました。タグが付いていないIPAは私の口に合わなかった、飲んだIPAの中に上位互換がいるなどが原因であり、不味いわけではないのでご安心ください。本当に不味いIPAを飲んだ際はこき下ろす記事をノリノリで書きます。
good!
私が美味しいと思ったIPA。私の好みが大きく反映されるので、他の人が美味しいとは限らない自己満足なタグだが、不味くはないことは保証する。なぜなら不味いというのは万人共通だからである(料理で言うと味が濃すぎる、焦げているなど)。このタグが付いてるIPAが好きな人は私と似たような舌をしているので、美味しいIPAがあったら教えていただきたい。
sublime!
「sublime」とは崇高なという意味の英語。「good!」では収まりきらない、飲んだ瞬間に分かる絶対的な美味しさを持っているIPAに付けている。このタグが付いているIPAは好みの領域を突破していおり、誰でも美味しいと思うこと間違いなしのめちゃうまIPAとなる。「sublime!」のタグが付くIPAは勝手に2つ名を命名し、記事のタイトルに後述している。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。タグの解説は以上になります。味の傾向については余り気にしないで大丈夫です。色々書いてますが、結局はフィーリングで飲んでます。IPAはこんな簡単に区分出来ません。2つの区分の中間の味わいのIPAなんてごまんとあります。タグも適当に考えたものなので1年後には増えたり減ったりしています。
なにが言いたいかというと、自分の感性を大事にして欲しいのです。IPAはなんでもありな自由なスタイルです。そんな自由なスタイルで飲み手が自由ではないのはおかしいと思います。飲み手視点でしか語れない私の意見など気にしなくていいのです。自分の舌を信じてください。
ただ「sublime!」のタグが付いてるIPAは本当に美味しいので機会があれば飲んでみてください。素晴らしい体験があなたを待っています。
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