ヤッホーブルーイング/有頂天エイリアンズ 感想

すっきりフルーティーIPA

こんにちは。ヤッホーブルーイングの有頂天エイリアンズを飲みました。世間をにぎわせているヤッホーブルーイングのヘイジーIPAです。僕は地方民なので入手できたのはつい最近ですが、首都圏では5/21から発売されており、いい評判を耳にしていました。しかしプロトタイプのHazy IPA 2024が芳しくなかったので不安がよぎります。

飲んだ日付:2025年6月19日

概要

生産地:日本
値段(税込):350円ぐらい
味による区分:すっきりフルーティーIPA
スタイル:ヘイジーIPA
アルコール度数:6.0%
使用ホップ:不明
※「味による区分」についてはこちらを参照

公式コメント

「有頂天エイリアンズ」は、セブン-イレブン・ジャパンとヤッホーブルーイングが2年かけて共同で開発しました。「濁った見た目とまろやかな口当たり・控えめな苦み・トロピカルな香り」が特長で、主流である「透明ですっきり・苦みが強め・穏やかな香り」のラガービールとは”真逆の味わい”が楽しめます。パイナップルやマンゴーといったトロピカルフルーツを思わせる香りをふんだんに感じていただくため、現在販売中のヤッホーブルーイングの製品の中では最多量、「よなよなエール」と比較すると約1.8倍のホップを使用しました。ホップの香気成分の含有量は一般的なラガービールの11倍*です。さらに、過去最多量のオーツ麦を使用することでシルキーな口当たりも実現しました。「有頂天エイリアンズ」をセブン-イレブンで販売することを通じ、クラフトビールをより身近に感じてもらい、日本中にその楽しさを広げることを目指しています。

僕のレビュー

香り:ほんのりパイナップル、後にグレフル。マンゴーが少しいると思うよ
ボディ:ミディアム
味:無味から始まり、飲み込む瞬間にパイナップルが来る。後味に薄味のグレフルあり、苦みなし。全体的に薄口だけど、前回よりも満足感がある。温くなると全体がぼやけるから早めに飲むとよろし。

総評

物足りなさは感じますが、値段を考えるとかなり頑張ってます。正直味は薄いです。いわゆるヘイジーらしさは飲み込む瞬間のパイナップルしか感じません。でもそのパイナップルが存在感があるおかげで満足感は高めです。それ以外の要素はいないように思えますが、オーツ麦のおかげで滑らかな口当たりは担保されています。

こいつがヘイジーIPAかと聞かれたら、「ギリギリヘイジーIPAだね」と答えます。前回が全体的に味が薄いヘイジー未満で、今回は瞬間的にパイナップルを感じる赤点ヘイジーといったところでしょうか。赤点と言ってますが、この価格帯でヘイジーと読んでも差し支えないIPAを作ることは素晴らしいことです。もはやクラフトと言っていいのか分からないレベルの大規模な製造設備があるからこそ成り立つ神業と言えるでしょう。

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