こんにちは。HORSEHEAD LABSの馬頭 Calling Youを飲みました。HORSEHEAD LABSの馬頭シリーズも今回で第四弾。今回のスタイルはDH RED IPAというこれまた珍しいスタイルです。公式コメントで様々な飲み方を提案していたので、色々と試してみることにしました。
飲んだ日付：2023年8月11日
概要
産地：静岡県静岡市
値段（税込）：867円
味による区分：ニガニガムギムギIPA
スタイル：DH RED IPA
アルコール度数：5.5%
使用ホップ：不明
※「味による区分」についてはこちらを参照
公式コメント
『「商業ベースなんてつまらない」と 醸造長が手間と採算度外視でただ作りたいモノをつくる』がコンセプトの奇奇怪怪な馬頭ブランドの第四弾。
新シリーズ「MÚSICA」 は音楽を意味するラテン語。
厳選されたキルンドモルトが生み出す、キャラメルや ロースティなフレーバーに、シトラス/スパイシーな ドライホップアロマが、音もなく調和したRED IPA。
このエールは無限の可能性を秘める。
・低温でドリンカビリティを楽しむ
・温度を上げ、フレーバーとアロマを増幅させる
・クリアなピルスナーとミックスして楽しむ
ビールの楽しみ方にルールは不要。
カルフォルニアの砂漠に熱く乾いた風が吹き抜けた時、 どこからか私を呼ぶ声がした。
あぁ 聴こえてるさ。
僕のレビュー
冷たいまま
香り：キャラメル、バナナ
味わい：ごくごく飲めるちょっとスパイシーなビール。IPAというほどのホップの感じはしないが少しグレフルがいるかも。
温度を上げた状態
香り：変わらず、追加でシナモンがいるかも
味わい：入りはシナモンスパイシーあとからリアルなグレフルジュース。
エビスとのハーフ＆ハーフも飲んでみる
香り：ちょっと麦
味：エビスの麦味とコーリングユーのスパイシーが意外と合う。苦みが強くなり、エビスビターエディションみたいな味わい。IPAでもピルスでもないヘンテコビール。だが美味しいぜ。
総評
とても面白いIPAでした。冷たい状態、温度が上がった状態での違いもはっきりと出ており、ピルスナーと割った時もキチンと個性が出ています。温度が上がった状態がRYE IPAとしての個性が一番出ており美味しく感じました。
様々な怪作を生み出してきたHORSEHEAD LABSの馬頭シリーズですが、今回は飲み方にアプローチを仕掛けてくるとは驚きです。味わいとしては面白いとしか表現できませんでしたが、キンキンに冷えたままではいまいちなIPAを美味しく飲めるようにしたことは、IPAの布教の際のアプローチに使えそうな気がします。文化的な意味合いでは分岐点になるかもしれない傑作です。
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