HOP TAP SHOP 訪問日記

お店訪問日記

こんにちは。富山県高岡市のHOP TAP SHOP行って来ました。気になるブルワリーであるHAZY LABOのビールが入ったという情報を聞いたので、少し無理をして遠征しました。高岡駅に降りたらなにもなくてびっくりしましたね。昔はハリーズ高岡というモルトバーがあったらしいのですが、もう金沢に移転しています。

※今回は3杯のフライトを2回注文したので、フライトごとで区切っています(1フライト1,380円)。

訪問した日付:2024年2月25日

樽生メニュー

1フライト目(左から7番,8番,10番)

7番(HAZY LABO/First Light)
味による区分:すっきりフルーティーIPA
スタイル:ヘイジーIPA
アルコール度数:5.5%
使用ホップ:Citra,Mosaic,Simcoe
評価:good!
※「味による区分」についてはこちらを参照

公式コメント
HAZY LABOのファーストバッチです。
イーストはVerdant IPA。シトラ、モザイク、シムコーをトリプルドライホップ。
ドリンカブルなスッキリ系のHazyです。
雑味が少ないのでお料理とのペアリングは良好、和食との相性もいいです。
ゴクゴク飲める喉越しのいいHazy。
HAZY LABOのHazyは酸化に強いので、グラウラーでの量り売りも安心してお客様にお勧めできます。
タップから最初に捨てる量も通常の約半分程度でOK。
後味のいいキレのあるクリーンHazyです。

簡易レビュー
香り:柑橘、青いパイナップル
味:あっさりヘイジー、軽めの桃とパイナップルを感じる。後味は雑味がなくすっきり入る。低アルコールとは思えない味わいの濃さ。

総評
低アルコールながら濃厚な味わいでした。トリプルドライホップのおかげでしょうか。本当の意味での飲みやすくて美味しいヘイジーです。

8番(HAZY LABO/HBC 586 Single Hop Hazy Pale)
味による区分:-
スタイル:ヘイジーペールエール
アルコール度数:5.5%
使用ホップ:HBC 586
評価:good!

公式コメント
HBC586という新種ホップのみを使用。
搾りたてのタンジェリンのようなアロマ%フレーバー。
苦味は少なく、ドライ&クリーンな爽快Hazyです。
爽やかな炭酸入りジュースのような吞み口。
軽いといっても、フルーティさは十分に感じられます。

簡易レビュー
香り:柑橘、薄め
味:安いマンゴーに甘めの柑橘、柑橘はタンジェリン。温くなるとパションも見えてきた。

総評
ヘイジーペールエールの決定版でした。ヘイジーIPAほどの味の濃さはないもののバランスよく飲みやすかったです。HBC 586のマンゴーと甘めの柑橘も良く出ていたので、勉強用にもいいでしょう。

10番(FUKUOKA CRAFT×BEERKICH×YUYA BOYS/しろいねこ)
味による区分:甘々フルーティーIPA
スタイル:ホワイトIPA
アルコール度数:7.0%
使用ホップ:Superdelic, Nelson, Rakau, Motueka
評価:-

公式コメント
BEERKICH×YUYA BOYSとの2度目のコラボが実現!

クラビール業界の盛り上げ役、福岡の超人気店パブ『BEERKICH』と『YUYA BOYS』との1年ぶりのコラボレーション。

今回のテーマは白さの追求!
アメリカでは最近増えてきた作り方なんですが、小麦やオーツを7割以上使い、通常のHazy IPAというよりはIPAを白くして濁らせた白いIPAになります。
少し前から日本に入り話題になったFidens Breweryのような超乳白色のIPAにBEERKICH店主の小出氏が着目し、サンフランシスコのCellar maker brewingからFUKUOKA CRAFTに加わったWESと意気投合し今回の『しろいIPA』を製作する流れに。

醸造中、マッシュタンクに詰まるのが心配になるほどのオーツ麦芽を投入。
『マシマシ』な麦芽配合により生まれた『まろやか』なジューシーボディに
超新星NZ産ホップのSuperdelicを使いました。
熟したマンゴーやベリーのような印象を与え、
その他にも相性の良いNZ産ホップ(Nelson, ,Rakau, Motueka)を組み合わせることで、共通特徴であるストーンフルーツのようなも果実味を底上げしました。

『Hazy』と名乗らずIndia Pale Aleと名乗ったのはFidens Breweryを敬ったからだとか。
和製Fidensこと『しろいねこ』を是非お試しあーれ。

簡易レビュー
香り:ラズベリー
味:張り付くマウスフィールにラズベリーの味わい。マンゴーもいる。最先端のヘイジーっぽいと思う。

総評
甘口で味わいはいいのですが、張り付く感じが気になりました。小麦を使ったビールの特徴なのですが、いくら何でも小麦を使いすぎな印象です。

2フライト目(左から9番,4番,1番)

9番(Passific Brewing/Metal Work)
味による区分:ニガニガ柑橘IPA
スタイル:ダブルIPA
アルコール度数:8.0%
使用ホップ:不明
評価:good!

公式コメント
Double”の名にふさわしい力強いIPA。
圧倒的なホップの香り、苦味、ジューシー感。
ホップの使用量はもちろん、2倍(当社比)
酔い心地だって、2倍です(当社比)
※一部抜粋

簡易レビュー
香り:柑橘、松
味:濃厚な麦に柑橘に松、これぞアメリカンダブルIPA

総評
王道のアメリカンIPAでした。ファーストリリースの時も飲みましたが、変わらないストロングなダブルIPAです。要素はシンプルながらバランスが良く、ゴクゴク飲めてしまいます。

4番(箕面ビール×いわて藏ビール×スワンレイクビール×志賀高原ビール×城端麦酒/SEYA!)
味による区分:-
スタイル:ホッピーピルスナー
アルコール度数:7.0%
使用ホップ:Motueka,Saaz
評価:-

公式コメント
箕面ビールの先代社長をイメージしたマサジビールを12年に渡り醸造いただきました。 いわて藏ビール、スワンレイクビール、志賀高原ビール、城端麦酒の4ブルワリーとの豪華なコラボビールです。 マサジプロジェクトの集大成として選んだビアスタイルはお米を使ったホッピーなピルスナー。 低温でじっくりゆっくり発酵させた、お米のやわらかな甘み、麦芽のコク、心地よいホップの苦みがバランスよく調和した7%のピルスナーです。 また、今回のターゲットは「ほどよいボディを残しつつも、ドライさを追求!」したく、発酵状況を見極め温度管理を徹底し、イーストの限界ギリギリまで切らしたドライさも特徴のラガーです。 飲みごたえもキレの良さもグビっとお楽しみください。

簡易レビュー
香り:ほとんどない、少し麦がいるかなぁ
味:苦々ラガー、苦みが強く、その後に少しの麦。IPLみたいなやつかなぁ。

総評
シンプル苦い系のラガーでした。キレよく飲めるのですが、苦さしか感じないのでもう少し展開が欲しいですね。

1番(箕面ビール×奈良醸造/Till Dawn)
味による区分:-
スタイル:ブレンデッドビール
アルコール度数:6.5%
使用ホップ:不明
評価:-

公式コメント
クラフトビアシーンに登場以来、またたく間に人気を博し、想像の斜め上をいくセンスと紛れもない実力でビールファンを魅了する「奈良醸造」さんとのクロスコラボが実現。
奈良醸造さんからはINTEGRAL(セゾン)を、箕面からは桃ヴァイツェンを、絶妙なバランスで配合。
業界でも類を見ないブレンドビールです。

簡易レビュー
香り:バナナエステル
味:優しい桃から酸っぱい感じ、色々な要素がありよく分からん。グローブ系のスパイシーもいた。

総評
正直よく分かりませんでした。混ざった結果そのまんま足し算になってる印象です。そこに調和はありません。

総評

田舎のビアバーとは思えないタップ数でした。ライナップは国産が中心なのは仕方ないことですが、トレンドのビールを幅広く取り揃えているので、ビール好きあればどなたでも満足できることでしょう。

HAZY LABの「低アルコールの美味しいヘイジーを作る」という夢への第一歩を確認できたのも良かったです。技術的に難易度が高いので長い旅になりそうですが、飲める機会があれば積極的に飲んでいこうと思います。

食べ物は前菜セットを頼みましたが、ボリュームたっぷりのおかげでそれだけで満足しました。どれも美味しかったのですが、ミートローフが印象に残っています。

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