こんにちは。Deep FriedのTime Engineを飲みました。Deep Fried BeerはDFBの愛称で親しまれているニューヨークのスーパーブルワリーで、HOP CULTUREさんのBest New Breweries of 2024という記事で存在を知りました。その後特集記事も組まれており、本国での注目度はかなり高いと思われます。特集記事では遠心分離機の効果や常識にとらわれない信念による失敗などが書いてあったので、気になる人は読んでみるといいでしょう。DFBは今回が初来日ですが、その美味しさから界隈の話題を独り占めにしています。昨今では珍しく、とても早いスピードで在庫がなくなっていました。
飲んだ日付:2025年3月5日
概要
生産地:アメリカ ニューヨーク州
値段(税込):2,574円
味による区分:すっきりフルーティーIPA
スタイル:ヘイジーダブルIPA
アルコール度数:9.1%
使用ホップ:Citra,Krush,Galaxy
※「味による区分」についてはこちらを参照
公式コメント
Hazy DIPA hopped w/ 10+ lbs per barrel of Yakima Chief Citra, Yakima Chief Krush, and Hop Products Australia Galaxy.
機械翻訳+手動修正
1バレルあたり10ポンド以上のYakima Chief Citra、Yakima Chief Krush、Hop Products Australia Galaxyを使用したヘイジーダブルIPA。
僕のレビュー
香り:パッションフルーツ、オレンジ、
ボディ:ミディアム
味:ふんわりと滑らかな口当たりから、オレンジ、グレフル、マンゴー、ほんのりパッションフルーツが押し寄せてくる。後味はグレフルのワタの苦みで終わる。ホップがいっぱい使われているのに違和感がないのが素晴らしい。温くなると全てが一体化した美味しいジュースになる。
総評
圧倒的な完成度でした。骨格はホップごりごり舌触りトロトロのシトラ爆弾なのですが、シトラ以外のホップも使われているので様々なフルーツがいます。シトラ由来の柑橘はもちろん、KrushやGalaxy由来のマンゴーやパッションフルーツが香るありそうで無かったヘイジーです。シトラ爆弾亜種として、柑橘+αのものはたくさんありましたが、こいつは柑橘と他のフルーツがとんでもない濃度で共存していました。
温くなると一体感が高まり、個々の要素が拾えなくなる代わりに美味しくなりました。まるでミックスジュースのような味わいに敬意を表して、二つ名は「大人のみっくちゅじゅーちゅ」とさせていただきます。サンガリアの飲料のリスペクトです。
好みもあると思いますが、今まで飲んだヘイジーの中でTOP5には間違いなく入る完成度です。前評判がかなり良くハードルを上げていたのですが、なんなくその上を行ってくれました。North Park,Parishと並ぶ緊急発進ブルワリーとしてDFBが登録されましたので、今後も入荷のたびに何かしらは飲んでいるのでよろしくお願いします。
※緊急発進ブルワリーとは「その月の予算、冷蔵庫の状況関係なく入荷されたら買うブルワリー」のことである。簡単に言うと箱推しのブルワリー。
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