Brasserie Knot /WIND(ブラッスリーノット/ウィンド)感想

ニガニガ柑橘IPA

こんにちは。Brasserie Knot のWINDを飲みました。Brasserie Knot は2022年の11月にオープンしたブルワリーで、忽布古丹醸造のブルワーさんが独立して設立されました。忽布古丹ファンの私としては飲まないわけにはいかないのですが、缶での初回入荷時は争奪戦に敗北し2回目でようやく購入できました。Brasserie Knotさんではビールの生産以外にもコンサルティング事業もやっているので今後耳にする機会が増えそうな気がします。

概要

生産地:北海道阿寒郡鶴居村
値段(税込):869円
味による区分:ニガニガ柑橘IPA
スタイル:ウエストコーストIPA
アルコール度数:6.0
使用ホップ:不明
※「味による区分」についてはこちらを参照

公式コメント

クリスピーであること、華やかであること、ドライであること、そして苦いこと。ウェストコーストスタイルIPAに求められるスタンダードを丁寧に盛り込みIPAであっても何杯も飲めるドリンカビリティを求めたビールです。

僕のレビュー

香り:柑橘、麦
味:軽めの口当たり、柑橘とクリスプな麦を感じた後に苦みでしまる。苦みは飲み進めていくのに丁度いい感じ。いくらでも飲める優等生なIPA。

総評

基本に忠実、丁寧に作られた昔のウエストコーストIPAでした。軽めのボディに柑橘とクリスプな麦、最後に程よい苦み。余計な物は一切入っていません。どこか懐かしく安心する味わい、実家のカレーのようなIPAです。

飲みなれた人からすると良くある味わいだと思ってしまうことでしょう(実際私もそう思いました)。ただしこの「よくある味わい」は本場アメリカのIPAの味わいなのです。国産の昔のウエストコーストIPAでアメリカ基準を満たしているIPAはこれが初めてでした。国産の低価格帯IPAにも似たようなものもありますが、アメリカ基準を満たしていたしていない半端物ばかりでした。

キャッチーな味わいではなく話題にはならないとは思いますが、国産IPAの進化を感じる素晴らしいIPAです。

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