こんにちは。ShredのHigh Frequencyを飲みました。Shredは2023年創業、その年にGreat American Beer Festivalで総合優勝したスーパールーキーです。個人輸入勢も出ているスーパールーキーですが、まさかの正規での来日。正直「数年後に飲めればいいなぁ~」ぐらいに考えていたので驚きが隠せません。今回は悩みに悩んだ結果、サイコロで決めたHigh Frequencyをいただきます。
飲んだ日付:2024年8月3日
概要
生産地:アメリカ カルフォルニア州
値段(税込):2,089円
味による区分:すっきりフルーティーIPA
スタイル:Hazy IPA
アルコール度数:7%
使用ホップ:Cira,Idaho 7
※「味による区分」についてはこちらを参照
公式コメント
パイナップルシャーベット、雨が降った後の松林、アプリコット味のグミ。シトラホップとアイダホ7ホップを使用。
僕のレビュー
香り:アプリコット、パイナップル
ボディ:ライト+
味:アプリコットにレモンピールと青みもあるハズレのパイナップル。後味はほのかに松の葉。度数が低いけど、味わいはキチンとある。バランスも良く、技術力の高さが伺えますなぁ。
総評
技術力の高さを感じるヘイジーIPAでした。技術力の高さとはなんぞや?と思う方もいるとい思いますが、これは度数の割によく出ているホップの風味のことを指します。ホップをたくさん使えば味が濃くなるというのは当たり前のことですが、ホップを増やすと雑味が出てしまうのでアルコール度数を高くすること(乳糖を加えたりなど別のアプローチもある)で雑味をマスクします。
このIPAは度数が低めなのにホップの風味がよく出ています。それに加えて雑味も少ないので、技術力の高さを感じたというわけですね。
「懐石料理のようなIPA」と言った方が伝わりやすいかもしれません。最低限の味付けで素材の味を引き出す職人の技がそこにあります。マシマシホップな味わいのIPAに飲みなれている人からすると物足りないかもしれませんが、こういったタイプもたまにはいいですよ。
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