こんにちは。TotopiaのCosmophobiaを飲みました。なんだかんだ買う機会が無くて、年に1回程度しか飲んでいないブルワリーのTotopia。そんなTotopiaですが、今年に入ってからさらに美味しくなり、国内最高峰に至ったと噂されています。今回はダブルマッシュを採用した、どっしりトリプルヘイジーです。技術が出やすいスタイルですが、その実力やいかに?
飲んだ日付:2025年10月12日
概要
生産地:愛知県 長久手市
値段(税込):1,929円
味による区分:ニガニガ柑橘IPA
スタイル: 2x Mash DDHヘイジートリプルIPA
アルコール度数:10%
使用ホップ:Nelson Sauvin,Rakau,Motueka,Nelson Sauvin Cryo,Simcoe Cryo
※「味による区分」についてはこちらを参照
公式コメント
Nelson Sauvin, Rakau, Motueka, Nelson Sauvin Cryo, Simcoe Cryoを使用。これまで折を見て何度が挑戦してきた、ダブルマッシュを採用しています。簡単に言うと2回に分けてモルトを投入し、その総量は僕達のSingle Hazyの1.5倍程になります。ダブルマッシュにより高いグラビティに濃密なマウスフィールを実現しています。使用しているT90ホップは全てFreestyleの2025クロップのものです。濃密で弾けるホップ香をお楽しみ下さい。今回のHazy TIPAは11月にリリースされる3rd Anniv Beer の試金石となるTIPAですので、そういった目線でもこのスタイルをより体験いただけるともっと楽しんでもらえるかなと思いますリッチ&スムースな味わいを感じて下さい。
僕のレビュー
香り:白ブドウ、マンゴー、柑橘、少しの汗
ボディ:フルボディ
味:白ブドウ、柑橘の苦みから始まり、グレフルの苦みで終わる。味わいが全部濃くどっしりモリモリ。温度低下で苦さにヨモギもやってきました。
総評
限界ギリギリ濃厚ヘイジーでした。要素こそ予想通りの白ブドウと柑橘なのですが、全て濃厚です。閾値ギリギリとも思える濃厚さですが、麦も濃厚なので高次元でバランスが保たれています。温度上昇でヨモギのような苦さも追加されるので、苦いのが好きな人は少し待ちましょう。
味はもちろん美味しいのですが、それよりもダブルマッシュという製法に可能性を感じます。当然ダブルマッシュのことは知っていましたが、今まで飲んだのがストロングエールとかバーレイワインとかの麦が主体のスタイルだけだったんですよね。ヘイジーIPAに使うことにより、ホップのねっとりとする後味を打ち消せることが分かったのは新発見です。なんと言いますか、トンカツに乗せるおろしポン酢のような役割を果たしているのでトリプルヘイジーが苦手な私でも美味しく飲めました。
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