HORSEHEAD LABS/馬頭 那由多 10^60(ホースヘッドラブズ/バトウ ナユタ)感想

good!(美味しい)すっきりフルーティーIPA

こんにちは。HORSEHEAD LABSの那由多を飲みました。色々な馬頭シリーズを飲んできましたがこの那由他は第一弾となります。今回のスタイルはDDHIPAというあまり攻めたものではありませんが、味わいはいつも通り挑戦的なものでした。

飲んだ日付:2023年8月15日

概要

産地:静岡県静岡市
値段(税込):946円
味による区分:すっきりフルーティーIPA
スタイル:DDHIPA
アルコール度数:7%
使用ホップ:不明(centennialを含む4種)
※「味による区分」についてはこちらを参照

公式コメント

『「商業ベースなんてつまらない」と 醸造長が手間と採算度外視でただ作りたいモノをつくる』がコンセプトの奇奇怪怪な馬頭ブランドの第一弾。

那由多は10の60乗を意味する。

ベースモルトはイギリス産の高級品種『マリス・オッター』を100%使用。
ホップは自社圃場で収穫した『センテニアル』を含め四種・四度に分けて大量投入した ゴリニガ・スコニゴな一杯。

アロマはトロピカルなトップノートからブーケで抜ける10^60重奏。

ラベルデザインは草木が那由多に続く森羅万象の世界。
ー 孤独に歩め 悪をなさず 求めるところは少なく 林の中の象のように ー

僕のレビュー

香り:マンゴー、木苺、グレフル
味:軽めなグレフルから、少しのマンゴーが来る。後味が苦い感じでいい感じに締まる。ベースに麦の甘さもありバランスがいいIPA。ありそうで無かったIPA。

総評

アメリカンIPAにDDHした結果がこれだよ!って感じです。ここでいうアメリカンIPAは麦味が濃く、ホップ由来の苦みも強いオールドスクールな奴を指します。アメリカンIPA全盛期はDDHという技術は確立されては無く、これら2つの組み合わせは見かけませんでした(私が確認できていないだけで、もしかしたらあるかもしれません)。

ありきたりなモノを組み合わせて新しいものを作る、発明のお手本のようなIPAとも言えるのではないでしょうか。ホップのフルーティーと麦味と苦さのハーモニー、IPAの要素全部盛りです。濃厚ヘイジーとは違う濃い味のIPA。僕は好きですね。

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