志賀高原/Fresh Hop IPA 2023 感想

すっきりフルーティーIPA

こんにちは。志賀高原のFresh Hop IPA 2023を飲みました。毎年飲んでいるせいか、これの発売の情報を聞くと夏の終わりを感じます。国産のフレッシュホップIPAは貴重なので助かります。今回はホップの構成がガラッと変わったみたいなので楽しみです。

飲んだ日付:2023年11月15日

概要

産地:長野県下高井郡
値段(税込):609円
味による区分:すっきりフルーティーIPA
スタイル:フレッシュホップIPA
アルコール度数:6.5%
使用ホップ:VISTA,TRIUMPH,Cascade
※「味による区分」についてはこちらを参照

公式コメント

Fresh Hop IPA 2023、発売です!
この季節の代表的なビールをつくりたいと思い、3度目の登場です。
“イースト” フレテレンの旅で感動した、名産ビールに刺激を受けてつくったのは、過去にも書いた通りです。
6.5%、IBU31。
マリスオッターとピルスナーの2つのモルトをつかった、ベースのビールはそのままですが、今年は、この畑のホップ等だけでつくったことで、大きな変化が加わりました。
アロマホップには、去年から新しく栽培をはじめた新品種、VISTA と トライアンフを中心に、カスケードも。
もちろん、仕込み当日に収穫した生のホップをたっぷりつかっています。
ホップの投入のタイミングなんかも含めて、モダンな IPA のつくりかたで仕上げています。
まだ二年目なのですが、新品種のホップの個性がしっかり感じられて、ぼくらもびっくりです。

色は、先にリリースした、Fresh Hop Ale よりも明るいブロンド。
口に含むと、ほんのり柔らかな甘みを感じますが、引けはあくまでもドライ。
Fresh Hop Ale よりも、こちらの方が度数はあるのですが、それを感じないくらいに、ごくごく飲める感じ。
薄皮の小さな緑のみかんや、レモン、ライムのような黄緑の柑橘の印象に、フレッシュなメロンのジューシーさ。
そこに、ハーブを連想させる、ちょっとヨーロッパのノーブルホップみたいなニュアンスが加わった、心地いい香りと苦味。
やはり生ホップならではの、みずみずしさが最大の特徴です。
IPA とはいえ、アメリカンというよりも、ちょっとヨーロッパ感を感じます。
もはや、インスパイアされたもとのビールとは、全然違うものになっているとは思いますが、そんなところは共通かも。

もちろん、バッチリ IPA ですが、和食も含む幅広い食事と一緒に、ピルスナーみたいな感じでオールラウンドに楽しんでいただけるのでは、と思います。

この夏の成果。
自分たちでは、新しい品種のホップの個性もしっかり感じられて、とても満足しています。
どうぞよろしくお願いします!

僕のレビュー

香り:草、桃、ライムの皮
ボディ:ライト
味:みずみずしいライム、後から針葉樹の葉みたいなニュアンス。なんかねノーブルホップっぽいかも。フレッシュな分風味も控えめだけどこんなもんだよね。飲みやすくて美味しいです。

総評

ノーブルホップのキレイな葉っぱの味わいが特徴的なIPAでした。薬草というよりは牧草に近い感じのニュアンスですね。それに加えてライムの要素があり、飲みやすい感じですね。

惜しむべきところはフレッシュホップのみずみずしさが減っているところでしょうか。雑味も少なくなってるので、ホップが少ないと言えないところが悩ましいです。アメリカンなホップでないことによる特徴ということにしましょう。

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