こんにちは。今回はちきゅうブルーイングプロジェクトのフォッサマグナを飲みました。このIPAは「ニーディープ/シムトラ」を目指すという目的で作られたIPAであり、仙台のIPA専門店「IPA本舗」さんのファントムブルワリーで作られた1本です。シムトラとの飲み比べも行いましたので最後までお付き合いいただけますと幸いです。
概要
生産地:青森県青森市(Aomori brew Pub)
値段(税込):不明(クラウドファンディングで3本5,000円)
スタイル:トリプルIPA
味による区分:ニガニガムギムギIPA
アルコール度数:11%
使用ホップ:Centennial,Chinook,Citra,Simcoe
※「味による区分」についてはこちらを参照
公式コメント
記念すべきファーストブリューは、青森県のAomori Brew Pubさんで醸造するトリプルIPAです。
このビールはプロジェクト・マスターの伊藤が愛してやまない、この世で最も好きなビールである「Knee Deep / Simtra Triple IPA」にインスパイアされたビールです。
いや、インスパイアではなく「シムトラを作りたかった」のです。
残念ながらシムトラにはなりませんでしたが、それでも「日本で一番美味しいトリプルIPA」になったと思います。。
フルボディでハイアルコールにも関わらずドリンカブル。甘さと苦さと香りがこれ以上ないくらいバランスしている、秀逸なビールです。
僕のレビュー
香り:甘さに柑橘
味:麦の甘さがメインで少しの柑橘。後からかすかな植物感。ほんの少しアルコールの雑味を感じる。温くなると雑味が消えてパーフェクト。
総評
美味しいトリプルIPAでした。トリプルIPAによくある雑味が少なく、飲みやすかったです。公式コメントにあった通り「日本で一番美味しいトリプルIPA」の筆頭候補になるクオリティです。そもそも日本産のトリプルIPAで美味しいのが少ないというのもありますが、その中でも1つ抜けている印象です。このIPAが通年商品になれば日本国内のトリプルIPAファンも増えるかもしれませんね。
IPAオタクが始めたファントムブリュワリーなので期待してましたが、期待値以上のクオリティでした。飲み手を極めるとレシピまで創造できてしまうのでしょうか?出来るのであれば、私も将来そういうことをやってみたいですね。
シムトラとの比較
※シムトラのレビューはこちらから
結論から入りますと「フォッサマグナはシムトラにはなれなかった」ということになります。シムトラと比較すると麦の甘さが強く、柑橘や植物の要素が控えめな感じで、シムトラの完璧なバランスを再現出来ていませんでした。ただフォッサマグナが不味いかと言うとそんなことは無く、シムトラが完璧すぎるが故に飲み比べた際に違和感を感じてしまうだけだと思います。
こちらのフォッサマグナはVer1.0で、2023年3月にはレシピが改良されたVer2.0が発売するとのことなので、飲める機会があれば飲んでみようと思います。加えて、ちきゅうブルーイングプロジェクトの第2弾、第3弾も購入済みですので、飲み次第レビューを書いていきますのでよろしくお願いします。
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