NAT.BREW/KUMA MASSIGURA(ナットブリュー/クママッシグラ)感想

甘々フルーティーIPA

こんにちは。NAT.BREWのKUMA MASSIGURAを飲みました。NAT.BREWは2022年に富山県南砺市に出来たブルワリーです。直販以外では県外の人間が買える機会は中々ないのですが、今回は富山県在住の知り合いからいただきました。名前も聞いたことも無かった未知数のブルワリーですが、実力はいかがなものでしょうか。

飲んだ日付:2023年4月23日

概要

生産地:富山県南砺市
値段(税込):700円ぐらい
味による区分:甘々フルーティーIPA
スタイル:ヘイジーIPA(副原料に干し柿と乳糖を使用)
アルコール度数:6%
使用ホップ:不明
※「味による区分」についてはこちらを参照

公式コメント

濁りある外観。非常に華やかなホップの香りと、干し柿のジューシーな味わい。井波にクマが多く出没するようになったなら、柿の果実が入ったこのビールのせいでしょう

僕のレビュー

香り:グレフル、柿
味:干し柿麦ビール。ホップの味が後味に少しいるかも、これはIPAではない。あとなんか薬品っぽい味もする。干し柿の嫌な部分が出ているのかもしれない。

総評

これはIPAではありません、干し柿のビールです。ホップの味は後味に少しいるような気がする程度でほぼいないと一緒です。その干し柿の要素もケミカルな嫌な部分まで出てるので、干し柿のビールとしても怪しい仕上がりです。

地ビールによくある地元の食材を使うパターンですね。地ビールなんざ観光客と地元の人に受けりゃいいから地元の食材で個性を出した方がよく売れるんですよ。その結果ガチ勢からするとIPA未満なサムシングが出来上がると。残念なことにこうしたIPAもどきが多いのが日本市場の現実です。

僕から言えることはただ一つ、「ボトル単価1000円を越えてもいいから本物のIPAを作ってみろよ」です。美味しければ伸びますし、そうでなければその程度の実力だということ。マーケティングの兼ね合いで伸びないこともありますが、美味しいものを作り続けていればガチ勢は勝手に群がってきます。

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