Finback×RaR/Orange Crush(フィンバック×RaR/オレンジ クラッシュ)感想

good!(美味しい)

こんにちは。Finback×RaRのOrange Crushを飲みました。今回のOrange Crushはなんと副原料にマンダリンとブラッドオレンジを使用しています。IPAで副原料にフルーツを使うのは、予算がない時としゃらくさいサワーIPAぐらい。本格的なヘイジーIPAに使われるのは初体験です。コラボ先のRaRはスムージーサワーに定評のあるブルワリーなので、まぁ大丈夫でしょう。

飲んだ日付:2025年12月21日

概要

生産地:アメリカ ニューヨーク州
値段(税込):1,500円ぐらい
味による区分:-
スタイル: ヘイジーダブルIPA (副原料にマンダリン、ブラッドオレンジ)
アルコール度数:8.2%
使用ホップ:Citra,Mosaic
※「味による区分」についてはこちらを参照

公式コメント

マンダリンとブラッドオレンジを投入したヘイジーなダブルIPA。CitraとMosaicホップでダブルドライホッピングを施した。オレンジを想わせる爽快なジューシーさが全面に感じられ、仄かにパイナップルの様なトロピカルみと、松を彷彿とさせる青みのニュアンスも感じられる。スムースなマウスフィールと共にジューシーかつフルーティな味わいが口内に溢れ、オレンジの皮の様なスッキリとした苦みで爽やかに締めくくられる。まるでジュースの様にごくごくと飲めてしまう危険な一本。

僕のレビュー

香り:オレンジに少しのダンク、パイナップル
ボディ:ミディアム
味:入りはオレンジとベリー、後味に少しの松が来た後に柑橘の皮が来る。温くなると甘めの柑橘が卓越、これはこれでいい。

総評

副原料は脇役ですが、しっかりと役割を果たしていました。骨格はCitraとMosaicが使われた一世代昔のヘイジーIPAです。柑橘と甘い果物で始まり、後味に松が香るやつですね。しかし副原料のマンダリンとブラッドオレンジが最後にやってきて2度目の柑橘がやってきます。温度が上がると最後の柑橘が強くなりIPAらしさは減りますが、飲み物としての得点は上がります。

ヘイジーIPAの更なる可能性を見せてもらいました。飲む前は「ヘイジーに果物って意味ある?果物に負けちゃわない?」と思ってましたが、この使い方には意味があります。旧型のヘイジーIPAの弱い余韻を柑橘たちが補完しているのです。今回は柑橘のIPAに柑橘を足した感じでしたが、似た骨組みでトロピカルフルーツを足したものも飲んでみたいですなぁ~

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