WCB×VERTER/Windows to VERTERE 2024(ウエストコーストブルーイング×バテレ/ウィンドウトゥバテレ2024)感想

good!(美味しい)すっきりフルーティーIPA

こんにちは。WCB×VERTERのWindows to VERTERE 2024を飲みました。人気ブルワリーのWCBとVERTERのコラボビールです。こちらのWindows to VERTERE 2024はWCBで作られたものになります。VERTEREで作られた方も買っているので、そちらとの比較も楽しみですね。

飲んだ日付:2025年1月29日

概要

生産地:静岡県静岡市
値段(税込):1,471円
味による区分:すっきりフルーティーIPA
スタイル:TDHヘイジートリプルIPA
アルコール度数:9.0%
使用ホップ:Kohia Nelson,Luminosa,Motueka,Motueka Kief
※「味による区分」についてはこちらを参照

公式コメント

WCB × VERTERE 4th Collaboration!

Hop Dudeたちの冬支度に欠かせない、@vertere クルーとのコラボレーション。
全力で駆け抜けた2024年を締めくくるに相応しい、”Windows”が今年も遂に開かれる。

静岡のあらゆる地に突如現れ、不可思議に宙に浮かぶ、謎に包まれた幾つもの窓。
こちら側から、どれだけ覗き込んでみても視界に映るのは真っ白な光の世界のみ。
誰の仕業なのか、何を意味するものなのか、Alchemistにも解明できない神秘の象徴。

今年も両社のブルワーが静岡⇔奥多摩を行き来し、同じメインホップ(Motueka & Motueka Hop Kief)を
使用しながらも、スタイルの異なるビールを共に醸造。
VERTEREの織り成す淑やかな味わいのイメージをWCB版のレシピへ落とし込み、細やかに調整をおこなっている。

あふれるトロピカルアロマに柑橘フルーツやメロンの豊かな香り。フロスティングやバブルガムを連想させる甘いアロマと、ハーブのようなフローラル感とフレッシュでグラッシーな味わいの絶妙バランス。

僕のレビュー

香り:はっさく、瓜、ぶどうガム、完熟パパイヤ
ボディ:ミディアム
味:ザクロ系の爽やかな甘さからハーバルな香り、後味はほんのりとした草苦い感じで終わる。スペックほどハードパンチャーではない。温度上昇に甘さが出てくる。

総評

すき間産業的なヘイジーでした。今流行りの少し苦い系でもなく、ゴリっと甘い系でもなく、果物と植物のはざまにいるやつです。なに系と聞かれても答えが見つからないタイプですが、独自性を感じるわけではありません。ありそうでなかった組み合わせで、イタリアン(焼きそばにミートソースを乗せたやつ)に近いものを感じました。味わうとなるほどなぁ~となる組み合わせです。

すき間産業といいましたが、刺さる人には刺さるタイプです。少なくとも僕には刺さりました。どんな人が飲めばいいかと聞かれれば、「普通のヘイジーに飽きて、新しいタイプが欲しい人」という回答になります。ある程度飲みなれた中~上級者向けと言えるでしょう。あまり飲んでいない時に飲んでしまうと、ヘイジー迷子になってしまう可能性があるので初心者は飲まない方がいいかもしれません。

※ヘイジー迷子
ヘイジーIPAを探求している時にヘイジーの定義が分からなくなってしまう現象。答えは「定義なんて存在しない」となっているクソ問題なので考えるだけ無駄なのだが、これを教えてくれる人はいないのが現状。

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