HORSEHEAD LABS/馬頭 不可思議10^64 2024(ホースヘッドラブズ/バトウフカシギ 2024)感想

good!(美味しい)ニガニガ柑橘IPA

こんにちは。HORSEHEAD LABSの馬頭 不可思議10^64を飲みました。2023年にも飲みましたが、作りが変わっているらしいので改めてレビューを書いていきます。前回の総評が「バカにしか作れないIPA」だったので、今回もバカやってると嬉しいですね。

飲んだ日付:2024年9月18日

概要

生産地:静岡県静岡市
値段(税込):1,014円
味による区分:ニガニガ柑橘IPA
スタイル:TDHトリプルIPA
アルコール度数:10.5%
使用ホップ:Citra,Idaho7(両方Cryoホップ)
※「味による区分」についてはこちらを参照

公式コメント

『「商業ベースなんてつまらない」と 醸造長が手間と採算度外視でただ作りたいモノをつくる』がコンセプトの奇奇怪怪な馬頭ブランドの第二弾。

不可思議は10の64乗を意味する。

アロマの複雑さに主眼を置く昨今のIPAに対し、この『不可思議10^64』はホップの純粋な『存在価値』を追い求めることを唯一の理念とした。

第二弾では濃縮タイプのCRYO-HOP(Citra&Idaho7)を大量投入。
クリアでありながら重厚な液体の中に、海内無双なホップの存在感。

僕のレビュー

香り:グレフル、パイナップル、洋梨
ボディ:ミディアム
味:松混じりのグレフルから始まり、後味にほんのりパイン。苦さの松は最初から最後まで付き添ってくる。アルコールはあまり感じない。

総評

バカが少し理性を取り戻していました。去年はゴリゴリ植物の止まらぬ暴走機関車でしたが、今年はグレフルと松~パイナップルを添えて~といった感じです。アルコール度数の割には軽めのボディと最後まで続く苦みの骨格はそのままなのでバカであることは間違いないのですが、1+1はバナナと答えるタイプではなく50と答えるタイプのバカです。

理性を取り戻したから美味しく無くっているかと言われればそういうことは無く、バランスが良くなりIPAとしての完成度は高くなっています。でも飲んでいて寂しさも感じてしまいました。好きだった深夜番組がゴールデンに行って丸くなった、某ラーメンチェーンの辛いニラにもやしが入った、そんな感じの寂しさです。来年もバカがどうなったか確認するために飲むと思うのでその時はよろしくお願いします。

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