Deschutes/Chasin’ Freshies 2022(デシューツ/チェイシンフレッシャーズ2022)感想

good!(美味しい)すっきり植物IPA

こんにちは。デシューツのチェイシンフレッシャーズを飲みました。このIPAは毎年出ているフレッシュホップIPAで私は2020、2021と連続で飲んでいます。このIPAを皮切りに海外のフレッシュホップIPAが続々と来日してくるので、私にとっては風物詩としての側面もあるIPAとなります。

概要

生産地:アメリカ オレゴン州
値段(税込):913円
スタイル:フレッシュホップIPA
味による区分:すっきり植物IPA
アルコール度数:6.5%
使用ホップ:不明(Idaho7にフォーカス)
※「味による区分」についてはこちらを参照

公式コメント

収穫したてのフレッシュホップを祝福し年に一度しか醸造しない限定IPA。

今年はIdaho 7ホップにフォーカスし、フレッシュホップをケトルとドライホッピング両方に使用するという贅沢な製法!

Idaho 7という品種は名前の通りアイダホ州で開発されましたが、そのほとんどがオレゴン州で栽培されています。

このビールに使用しているIdaho 7もDeschutesの醸造チームがオレゴン州セントポールにあるコールマン・アグリカルチャーから仕入れたものです。

フレッシュホップによる爽やかでジューシーな飲み口にタンジェリン、アプリコット、パパイヤ、松脂のような風味が感じられます。

2022年の収穫に感謝しながら楽しみましょう!

僕のレビュー

香り:甘い柑橘、アプリコット
味:草のフレッシュと渋みのニュアンスとアプリコットみたいな甘い果物と柑橘。去年の果物フレッシュではない感じで植物がメイン。温くなるとアプリコットが強くなる。

総評

フレッシュホップ堪能できる美味しいIPAでした。植物のフレッシュ感と苦さはキチンと出ており、その中にいるアプリコットと柑橘がバランスを取ってくれてます。ただし果物はあくまで脇役、フレッシュホップの要素がメインでみずみずしさを存分に堪能できます。

このシリーズの安定感は素晴らしいですね。毎年コンセプトが異なるのにフレッシュホップを生かしたIPAを出せるのはブルワリーの技術力を感じます。

おまけ(チェイシンフレッシャーズ2020、2021のレビュー)

チェイシンフレッシャーズ2020レビュー
香り:グレフルと草、草が優勢
味:苦みは少ないけど、南国フルーツと草のニュアンスがいい感じ。後ろに若いメロンもいる。あっさり系フレッシュホップのお手本のような味。温くなるとグレフル系苦みが出てくる。

チェイシンフレッシャーズ2021レビュー(ビットブルガーとのコラボ)
香り:パッションフルーツ、レモン
味:フレッシュホップの草のニュアンスがしっかり出ている。あっさり系のメロンの風味もあってよきかな。去年よりもジューシーな気がする。桃にかぶりついたようなジューシーさがある。温くなった時の甘さも桃のような感じ。

レビューを比べてみるとフレッシュホップの草の要素が主体で、脇にいる果物が違う感じでした。来年はどんな果物が出てくるのか楽しみでなりません。

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