こんにちは。GREAT DANEのImperial IPAを飲みました。ビール通の皆様なら「なんで今更…」と思っているところですが、2月の旅行の際に見かけたので購入した感じです。GREAT DANEのGREAT LAGERは日本で一番美味しいラガーだと思っていますが、通年商品のEVERYDAY IPAは正直好みではありません。これはアルコール度数が低いので、飲んでいて物足りないんですよね。今回は8.5%のダブルIPAなので大丈夫でしょう。
飲んだ日付:2025年3月2日
概要
生産地:宮城県 仙台市
値段(税込):1,000円ぐらい
味による区分:ニガニガムギムギIPA
スタイル:ダブルIPA
アルコール度数:8.5%
使用ホップ:CTZ,Simcoe,Ahtanum
※「味による区分」についてはこちらを参照
公式コメント
『IMPERIAL IPA』
原材料をふんだんに使った贅沢濃厚ビール
IMPERIAL IPAはダブルIPAとも呼ばれますが、通常のIPAの2倍ほどのホップとモルトを使用した贅沢なビールです。 コロンブス・シムコ・アータナムというアメリカ産ホップを使用したウエストコーストスタイルのIPA。しっかりした苦みや飲みごたえはありますが、柑橘やほのかな松のような香りが感じられ、またモルトの旨味も味わえるバランスのとれたビールです。
僕のレビュー
香り:パイナップル、麦芽糖、オレンジ
ボディ:フルボディ-
味:重めの麦の甘さから、オレンジが追いかけてきて最後は松の苦みでフィニッシュ。麦の重さが昔のアメリカンIPAっぽい。あんま見なくなったね。
総評
古き良きアメリカンIPAでした。液色から想像できる濃厚な麦の風味が最初にやってきます。続いてオレンジのような甘さが来て、最後に松を伴った苦みでフィニッシュ。王道のやつです。IBUの割に苦さが感じにくいとか言われるやつです。とはいえこういったIPAも少なくなってきました。このブログではEast BrotherのGold IPA以来となります。そちらを飲んだのが2024年4月だったのでほぼ1年ぶりの再会です。
美味しいIPAだとは思いますが、これを通年商品にするかは別の話。商売的に定番にするメリットはないでしょう。理由はシンプル、アメリカンIPAに需要がないから。初心者が好む分かりやすい味でも無く、マニアが好む濃厚ホップな感じもしません。とはいえ僕のような偏屈なオタクはこういうIPAも良きかなと思っているので、定期的に作って欲しいですね。歴史を語る際の教材にもなるので、準定番くらいでお願いします。
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