こんにちは。志賀高原×Dogfish Head×OxbowのKind of Goldを飲みました。志賀高原とOxbowのいつものコラボに今回はDogfish Headが仲間入り。日本に正規輸入されていないのに何故か有名なDogfish Head。かくいう私も飲んでみたいブルワリーリストに入れてました。今回は王道のIPAかと思いきやCarolina Goldというお米とEdisto Goldというハチミツが副原料として使われています。味の想像は付きませんが、まぁ大丈夫でしょう。
飲んだ日付:2026年8月16日
概要
生産地:長野県 下高井郡
値段(税込):777円
味による区分:ニガニガ柑橘IPA
スタイル:IPA(Carolina Goldというお米とEdisto Goldというハチミツを副原料に使用)
アルコール度数:8.0%
使用ホップ:-
※「味による区分」についてはこちらを参照
公式コメント
アメリカンクラフトビール界のレジェンドDogfish HeadのSam Calagioneと、彼を繋いでくれたお馴染みOxbowのTimと3者で仕込んだ特別なビール。3社のロゴが並んだゴールドのラベルもお気に入り。Dogfish HeadとやるならやっぱりIPAかなと。ぼくららしいIPAの代表選手として選んだのは其の十。そこから話が始まりました。すぐに、アメリカの原料を使いたいということで”Carolina Gold”という米の話に。”カロライナ・ゴールド・ライス(Carolina Gold Rice)は豊かでナッツのような深みとバターのような甘みが評価されている歴史ある長粒種の在来種米。一般的な白米とは異なり、炊き上がるとコクがあり、仄かに土の香りがするボディと独特でクリーミーな食感が特徴。口に含むと蜂蜜を思わせる穀物の温かみと余韻の残る繊細で旨味のある複雑さが感じられます。料理にしっかりとした骨格と繊細なニュアンスの両方をもたらす米だと想像してみてください。
醸造においてはカロライナ・ゴールドの風味プロファイルが穏やかで自然な甘みと独特の穀物感を加え、繊細なホップや酵母のニュアンスを損なうことなくモルトの深みを引き立てます。その力強くも滑らかな味わいは歴史や地域の物語を織り込みつつ滑らかで丸みのある穀物の特徴を際立たせたいコラボレーションビールにおいて、際立った存在感を放つ素材となります。”とのこと。そして蜂蜜。本当はOxbowの地元メイン州のものを使うはずだったのですが叶わず、代わりにサムがみつけてくれたのが”Edisto Gold Honey”。家族経営の本当に自然で無濾過なワイルドフラワーの蜂蜜。”其の十”とレシピ的にはかなり共通するのですが共通点もありながら印象は結構違います。色的にはこちらの方が深め。酒米とCarolina Goldの違いなのか、なんだか本当にゴールド。高めの度数の割にそれを感じないのは共通点なのですが、米自体の性質と蜂蜜由来なのか、より甘やかで柔らかな印象も。ホップの品種はちょっと変えていて、其の十と共通のアメリカンホップ2種に加えてNZの特別なやつと自家栽培のカスケード。八朔みたいな大きめの日本の黄色い柑橘の印象が強く、かなりホッピーでドライなのですが、柔らかさとまろやかさが共存する不思議なのがちょっと不思議なくらいです。
僕のレビュー
香り:はちみつ、柑橘、ほんのり土っぽい
ボディ:ミディアム
味:土っぽい苦みから伊予柑とはちみつの甘さ。ドライな口当たりなのに甘い後味なのが不思議。温くなると苦味が強くなる。
総評
ドライな口当たりなのに、後味は甘い不思議な味わいでした。IPAの作りはCascadeが主体なアメリカンペールエールが一番近いと思います。それだけだとつまらないですが、後味いる甘さがそれを支えます。ポリッジ(イギリスのお粥)に似ている甘さという表現が私の中ではしっくりくるのですが、伝わらんと思うので穀物とはちみつが合わさった甘さですね。その甘さが非常に個性的で、このIPAを唯一無二のものにしています。
当たり前の足し算の味なのに不思議と飲んだことが無い味でした。お米もハチミツもビールにはよく使われる副原料なのですが、こうなるとは想像できません。お米はボディを軽くするために、ハチミツはホップの甘さを際立てるために使われるのが通例です(ハチミツの方は自信ない)。今回の場合は副原料というよりもう一人の主役といった方レベルで主張してきました。

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