こんにちは。兵庫県神戸市三ノ宮のオナジアナノムジナに行って来ました。下の写真を見て分かる通りIPA特化のビアバーです。Root + Branchのビールが同時に3つも繋がっているお店なんて早々ないと思います。今回は3種のテイスティングセットとハーフ1杯を飲んできました。
訪問した日付:2024年4月20日
樽生メニュー
1~3杯目(右から2番、3番、4番)
2番(Root+Branch/Strangled Barch3)
味による区分:すっきりフルーティーIPA
スタイル:ヘイジーダブルIPA
アルコール度数:8.0%
使用ホップ:Citra,Comet,Belma
評価:good!
※「味による区分」についてはこちらを参照
公式コメント
Multi-oat/wheat DIPA brewed with American hops
簡易レビュー
香り:パッションがメイン
味わい:柑橘、木苺、後味はほんのり苦みですっきり終わる。スムーズで飲みやすい。
総評
アルコール度数を感じさせない飲みやすいヘイジーでした。柑橘主体のなかアクセントにいる木苺が印象的です。
3番(鬼伝説/NEW 羅漢岩IPA)
味による区分:ニガニガ柑橘IPA
スタイル:ヘイジーIPA
アルコール度数:7.0%
使用ホップ:Citra,Strata,Nectaron,Azacca,HBC 586,Glaxy,Columbas
評価:-
公式コメント
登別オロフレ山山頂近くにある羅漢岩から名前をとりました。
オロフレ山にかかる雲(霧)の合間から見える羅漢岩をイメージして造りました!
シトラ・ストラータ・ネクタロンをメインにアザッカ・HBC586・ギャラクシー・コロンバスも使用。柑橘トロピカルジューシーでフルーティー苦みはしっかりパンチが有る仕様。
色んなHOPを使いすぎて
方向性を見失いかけたところが
いんでないかい( ´ ▽ ` )ノ
簡易レビュー
香り:柑橘、トロピカル
味:グレフル、トロピカル、松。方向性がバラバラだけど美味しい。もう少しまとまりが欲しい。
総評
ちぐはぐな印象を受けました。Stoneの年末バージョンenjoy byみたいなお祭り系IPA。こういうのがたまらなく好きな人もいるでしょうが、僕としてはもう少し落ち着いて欲しいところ。
4番(West Coast Brewing/Star watcher)※樽生メニューは脱字してました
味による区分:ニガニガ柑橘IPA
スタイル:ウエストコーストIPA
アルコール度数:7.0%
使用ホップ:Citra,Mosaic,Simcoe
評価:good!
公式コメント
West Coast Brewing初醸造のビール。定番ホップのCitra・Mosaic・Simcoeをふんだんに使用。WCBが誇るフラッグシップIPAです。
オレンジやグレープフルーツ、シトラスの印象にパッションフルーツやメロンなどジューシーな果実を連想させるアロマ。松や樹脂の印象や草感をともなうフローラルな香りも。穏やかな甘みに寄り添うように、苦みの余韻もバッチリ。
簡易レビュー
香り:オレンジ、パッションフルーツ
味:オレンジ、パッションフルーツ、松
総評
前に飲んだときより美味しくなっていました。オレンジのフレーバーが際立っており、分かりやすく美味しかったです。口直し用にクリアなIPAを頼みましたが思わぬ収獲でした。
4杯目 5番(Root+Branch/Desperate Egos Batch2)
値段(税込):1,800円(ハーフパイント)
味による区分:すっきり植物IPA
スタイル:ヘイジーダブルIPA
アルコール度数:8.2%
使用ホップ:不明
評価:good!
公式コメント
Multi-oat/wheat extra hoppy DIPA with four American hops
簡易レビュー
香り:柑橘、草
味:トロピカル、草、美味しい。トロピカルはパッション。アルコール度数を感じさせない味わい。
総評
草の要素が特徴的なヘイジーです。草だけでは無く、トロピカルな要素もあり素直に美味しかったです。Root+Branchの雑味のなさも体験でします。
総評
とてもディープなお店でした。これまで様々なビアバーに行きましたが、IPAの濃度は仙台のIPA本舗と並ぶ過去最高と言えるでしょう。お店はカウンターのみ、おつまみ無し(臭いに配慮したら持ち込みはおk)のストロングスタイルです。カウンターの後ろにはNorth Parkの空き缶が並び、トイレにはTrilliumのラベルが並ぶディープな空間が広がっていました。
また、グラスもチューリップ型なのも嬉しいです。パイントグラスだと臭いが取りにくく、グラス上に手でふたをして臭いを圧縮する不審な行動をしなければならないことがあったので助かります。
店員さんもガチガチのIPAオタクだったので、「IPAオタクが作った、IPAのお話もできる理想のお店」といえるでしょう。ビアバーに行っても意外とディープな話が出来ないことが多いんですよね。今度神戸いった時は寄らせていただきますし、関西方面に行った時でも無理をしていくと思います。
コメント